概要
今回はFPSゲーム【VALORANT】のトッププロであるZETA DIVISION(以下、ZETA)とCrazy Racoon(以下、CR)が使用しているデバイス、その中のキーボードを紹介したいと思います。
どんなキーボードを使ってるの?
結果から言うと、
Logicoolの「G913 TKL」というメカニカルキーボードを使用しています。
ネタ元:https://valorantnews.jp/pro-devices
見た目は以下の写真の通り。
特徴として
が挙げられます。
次項ではなぜこのキーボードが使用されているのかを
いろんな角度からまとめていきたいと思います。
誰が使ってるの?
- Laz
- crow
- TENNN
- makiba
- neth
どうしてこのキーボードを使っているの?
スポンサー
スポンサーとは団体等に対し、広告やPR目的として金銭を支出する広告主を指します。
今回で言うと、
ZETA DIVISIONのスポンサーにはLogicoolが入っています。
故にそのスポンサーであるLogicoolの製品を使用する必要があります。
※デバイスではトップシェアの企業ですので良い製品ばかりです
去年2020年の財務実績は29億だったのに対し、
今年2021年は52億という収益を上げ、なんと76.50%も上昇しています。
コロナの関係もあってか自宅で過ごす事が多くなった等の要因があって
シェアはさらに大きくなっていると言えます。
数あるキーボードの中でも「G913 TKL」をこぞって使用しているのには理由があります。
ですので次は機能面にフォーカスしてなぜ使用されているのかを紹介します。
※感想についてはあくまで個人的見解ですので事実と異なる場合があります
超高速ワイヤレス(LIGHTSPEEDワイヤレス)
特徴としてワイヤレスという点が挙げられます。
但し!
G913 TKLでは普通のワイヤレスとは異なり超高速で遅延が少ない特別なワイヤレス技術
その名も
LIGHTSPEED
が採用されています。
特筆すべき点はズバリ、超高速だという事です。
Logicool比較グラフによると、
他社のワイヤレスデバイスの応答速度が平均5~20msなのに対し、
LIGHTSPEEDワイヤレスだと1msという超高速なデータ転送速度が実現出来ています。
単位の「ms」は「ミリ秒」と言い、
1ms = 0.001s(秒)という意味になります。
0.02s→0.001sになった事による体感は恐らく難しいとは思いますが、
「ゲームをするなら有線」といった固定観念に囚われる時代は終わりました。
プロが実際に使用しているのですから、
一般人の我々がゲームで使用しても何ら問題は無い事が保証されていると考えて良いでしょう。
ケーブルの煩わしさから解放される事で机周りをスッキリさせる事も出来、
同時に今までの使用感を十分備えたワイヤレスキーボードに変更する価値は多いにあると考えます。
ワイヤレスデバイスの一番の問題点はやはり充電ですよね。
という事で「G913 TKL」の充電に関する情報をまとめます。
バッテリー・充電
フル充電で最大40時間使用出来るようです。
これがどれくらい使用出来るのか、
ざっくり試算してみました。
- 8時間労働
- 1人暮らし、実家暮らし
- 土日休み
8:00~17:00を労働時間とし、
実家暮らしであれば家事が無いものとして考えます。
移動等を考慮し、
夕方の18:00に夜ご飯を食べるとすると、
19:00~はフリータイムになります。
0:00に終了し、就寝するものと考えると以下となります。
19:00~0:00→4時間(1時間は入浴や休憩とする為除外)
休日はざっくり10時間程度とすると、
平日 4時間×5日=20時間
休日 10時間×2日=20時間
という風になり、
1週間に1回充電すれば良いという計算になります。
とはいえ、
上記の予定はパソコンゲーム以外を全くやらない。
休日は全く予定が無い(出かけない)。という事を前提にしている為、
実際はこれより少なくなるのではないかと思います。
また、
1人暮らしですと家事を行う時間がありますので、
さらにゲームに割ける時間が少なくなると思われます。
※私も一人暮らしの時はゲームを行う時間があまり出来ませんでした。
時間管理が得意な人は可能かもしれませんが。
- 15:00下校
- 実家暮らし
- 土日休み
- 部活無し
8:30~15:00を学校時間とし、
実家暮らしで家事が無いものとして考えます。
16:00~はフリータイムになりますが、
2~3時間は夜ごはんや入浴、宿題等の時間と考え、
19:00~をフリータイムとして試算します。
すると….!
社会人と変わらない!w
平日 4時間×5日=20時間
休日 10時間×2日=20時間
という事で、
人や環境により多少の違いはあるものの、
おおよその時間は同じという結果になりました。
テンキーレス
テンキーというのはこういうやつです。
これがキーボードの右端についているのを見たことありませんか?
例えば、同じLogicool製のキーボードで、
G610BLというキーボードには下の写真のようにテンキーがついています。
テンキーがついていると当然横幅が大きくなります。
大きくなると、
より広い場所を必要とする為に机の広さやマウスの可動域が狭くなる等の
問題が発生してしまいます。
それに比べG913-TKLはテンキーが無い為、
横幅が短くなりコンパクトなキーボードになっています。
マウス感度がローセンシだと、
振り向きの際に大きくマウスを振る必要がありますので、
机の広さはとても大事な要因になってきます。
プロと同じセンシでプレイしたりそもそもローセンシを好まれる方は
テンキー無しを選択するのが良いです。
軸の種類
「軸」ってなんぞや!
という方も安心してください。
しっかり説明していきます。
『ゲーミングキーボード』と呼ばれるキーボードと一般的なキーボードの違いは構造にあります。
一般的なキーボードの構造は割愛し、
今回はゲーミングキーボードについて説明します。
それぞれのキーの下は以下画像のような構造になっています。
一番上の黒いところがみなさんが実際に押すキーキャップになります。
このいくつかのパーツからキー一つ一つが作られる為、
価格が一般的なキーボードに比べて高い金額となっています。
※一枚のシートにあらかじめ用意された構造をメンブレンと言い、
一般的なキーボードはこれにあたる為、比較的安価なものとなっています。
今回重要なのは『軸』と呼ばれる部分です。
もう一度先ほどの画像を用意します。
これの『茶色の部分』に注目してください。
この部分が『軸』と呼ばれる部分です。
この『軸』の特徴によってそのキーボードの使い心地が決まります。
例えば、『茶軸』の特徴は静音感は中間くらいでキーのタッチ感があります。
それでは、
G913 TKLで選択出来る軸の種類を紹介します。
見た目
音
特徴
静音性は中間。
作動時に精確かつ瞬時のフィードバックを返します。
FPSゲーミングに理想的です。
上記販売ページに飛び、
スタイルを『薄型タクタイル』にすると選べます。
見た目
音
特徴
静音性が高い。
ダブルタップと素早い連続キーストロークに優れ、
MMOやアクションゲームに理想的です。
上記販売ページに飛び、
スタイルを『薄型リニア』にすると選べます。
見た目
音
特徴
一番音が大きい。
逆を言えば打鍵感が一番高いのでカチカチ音が欲しい時は選びましょう。
「クリッキー」な感触を好むユーザーに理想的です。
但し、
音が大きいのでボイスチャットには注意しましょう。
上記販売ページに飛び、
スタイルを『薄型クリッキー』にすると選べます。
最後に
ひとそれぞれ好みのキーボードはあると思います。
初めてのキーボード、買い替え等状況はあると思いますので、
選ぶ基準としてプロと同じものを使うというのも
より良い製品選びになると思います。
色もブラックとホワイトがありますので、
デスク周りの色に合わせる等の自分好みに出来ます。
是非使ってみてください。